こんにちは。古田島啓介です。
このたび、金澤まいと朝日奈丸佳がMacGuffinsの新メンバーになりました。
「この子達の5年後、10年後、もっと先を見てみたい」
そう思ったのが、声をかけたきっかけです。
稽古場で困難を突破する姿、そして、舞台に立つ二人を見て、私はとてもワクワクしました。これからドラマが始まるような感覚。舞台上での物語は終わっても、これから長いドラマが始まるような感覚。
きっとそれは見たことのないものになるんじゃないか。そう感じました。
そのドラマは彼女たちが作るものです。しかし、私は何かを作ることを生業としている者です。見ること以上に作ることにワクワクするのです。なら、これから始まるドラマを一緒に作ってしまえばいいんじゃないか。そう考えました。
5年後、10年後、もっと先…。我々がどうなっているかなんてわかりません。一緒に走りだす二人がどうなるのかもわかりません。ただ、わかりきった未来ほど面白くないものはないですし、わからないことだからこそワクワクするのだと思います。
私が感じているワクワクを、私が見てるワクワクをこれから二人がそれぞれの形でお客様に見せてくれるはずです。なので、皆さんも一緒にワクワクしていてください。彼女たちに、そして、我々MacGuffinsに。
そのワクワクに応えるものをこれからも作っていきます。5年後も、10年後も、そして、もっと先も。
MacGuffins
主宰 古田島啓介
▼金澤まいからのメッセージ
MacGuffinsに入団することになりました、金澤まいと申します。
私とMacGuffinsとの出会いは7年前の専門学校2年生の時です。当時、劇団の台本をお借りして上演する、という行事がありました。クラスでどの劇団の台本がいいか話し合っていたところ、とある男の子がMacGuffinsという団体が面白いんだ、ぜひ見てくれと言われのがきっかけです。
『全部ホントで全部ウソ』のDVDを見た時の衝撃といったら。これはホントに面白い。やりたい。と強く思ったのです。
クラスの全会一致で決まり、台本が良いのはもちろんのことなのですが、どうやったらMacGuffinsみたいに面白く魅せられるだろうと試行錯誤しました。
当時のMacGuffinsメンバーにも見て頂き、公演も大好評で、私の中で大切な作品になりました。
そこから、MacGuffinsの虜になり公演はほぼ全て見に行き、古田島さん方と挨拶を交わすようになっていたら、7年の歳月を経ていつの間にか出演する側になっておりました。
自分でもびっくりです。
そしていつの間にか所属する運びとなりました。びっくりです。
こんなことってあるんだな、と。
私事ですが最近、演技、表現について悩むことが多くなってきました。
私ってなんだろう?なんの為にやってるんだろう?
正直不安で不安で仕方ありません。
(まったく悩まない人なんていないですよね…)
そこに私にとって手を差し伸べてくれたのがMacGuffinsという団体でした。
私が私で居られる場所です。
本業も今まで通り、しっかりとやらして頂きつつ、MacGuffinsという劇団の板の上で生きさせて頂きます!
不束者ではありますが、何卒よろしくお願い致します。
金澤まい
▼朝日奈丸佳からのメッセージ
みなさま初めまして、朝日奈丸佳です。
この度、新たにMacGuffinsに入団することになりました。
私がMacGuffinsのお芝居を好きになったのは、もう何年も前の事になります。お芝居の勉強を始めたばかりの私が、さらに演劇を、舞台を好きになるきっかけをくれました。
何度も劇場へ行き、その度に好きになり、次の公演を今か今かと楽しみにしているほど、大好きな劇団さんでした。
そして、その好きは、いつしか私の夢となりました。
「この舞台に立ってみたい」胸の中にずっとあった、夢。
それが、再演の『かわつく』で叶いました。古田島さんが声をかけてくれたんです。まさかそんな声がかかるなんて思っておらず、もう本当に嬉しくて!
しかし…そんな喜びもつかの間、稽古期間中はずっと先が見えなくて、毎日悩んで、苦しくて、最後まで全然できなくて。だけど、そんな私を引っ張り上げてくれたのが、やっぱりここだったんです。
不思議ですよね、悩んでる場所で救われてるんですよ。悩むと殻にこもってしまう私の殻を、それはもうお構いなしに壊されました。
そうしてみんなと過ごしていくうちに、この先何十年先も、私、ここに居たいなって。
この人たちとお芝居をしたいなって、思ったんです。
私に何が残せるかは分かりませんが、この人たちと一緒なら絶対に面白いものを作れる。そんな確信を得られるって、凄くないですか?大好きなんですよ、本当に!
より多くの人にMacGuffinsの魅力を知ってもらえたら、
この世界にはこんなに面白い人たちがいることを知ってもらえたら、
私はすごく嬉しいです。
劇団員として、お客様に楽しんで頂けるよう尽くして参ります。
これからどうぞ、よろしくお願い致します。
朝日奈丸佳
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