こうして二人は幸せになりました、とさ

初演の時も凄く悩んだのですが、
「幸せってなんなのだろうか」
この問題は再演するにあたり、改めて考えさせられた問いでした。
『こうして二人は幸せになりました、とさ』というタイトルからしてこの問いからは逃れられない。
もちろん、初演の時は悩んだ末に二年前の答えですが、
今の自分、そして、今やる芝居としてまた真っ向から立ち向かうとなると同じなわけはないんです。

芝居は初演とは大きく変わりました。
台本も大幅に書き直してもらったので大きく変わりましたが、
私は主人公のサチという人間が一番大きく変わったと思います。
何を想い、何をもらい、最後にどうなるのか。
そして、サチを支えるキャラクターがサチにあげる一つ一つの想いも、
大きく変わっていると思います。

初演時はこの芝居は凄く暗く、悲しい、どちらかというとネガティブなお芝居でしたが、
再演で広く、大きな世界を見せてくれるのかなと感じています。

まぁ、タイトルが『こうして二人は幸せになりました、とさ』ですからね。
幸せになってもらわないと。

 

MacGuffins 演出 古田島啓介(Keisuke Kotajima)

 

 

マクガフィンズ「こうして二人は幸せになりました、とさ」
2015.2.10(Tue) – 2.15(Sun)
池袋 シアターKASSAI(池袋駅から徒歩8分)

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CoRich舞台芸術!「こうして二人は幸せになりました、とさ」公演紹介 (コメントお待ちしております)