Dialogues

脚本、横田純のインタビューズまとめ。第7回


※ザ・インタビューズで回答した内容を加筆修正し、再構成したものです。

横田純インタビューズまとめ

 

質問:
「一回の公演につき稽古期間はどれくらいかけますか?」
(2011年10月11日回答)

これは、もしかしたら今後マクガフィンズになんらかの形で携わってくださる方がいらっしゃるかもしれないので、参考までに、ちょっと細かく答えてみます。2011年9月公演「全部ホントで全部ウソ」を例にお答えしますので、お客さんも興味本位で聞いてください。

稽古の期間は約2ヶ月です。「全部ホントで全部ウソ」の公演初日は9月7日、稽古の開始は6月27日でした。

この時点で、台本の決定稿が全部あがっています。「全部ホントで全部ウソ」のひとつ前の公演、「お願いだから殴らないで」は5月22日終演だったので、ぼくはそこから1ヶ月で新作の台本を終わりまで書くという初体験をしたのですが、これは、なんていうんでしょう、演出の古田島がマクガフィンズの公式ブログに「今回は思いの他、台本が難航しまして、横田が血反吐をはきながら書き直し…」みたいなことを書いてましたが、こんなスケジュールで書いたらそりゃ血反吐はくわと思いました。この期間の記憶があまりありません。あと、なんでまたこんな早く台本を上げないといけないかというと、マクガフィンズは本を書く人間(横田)と演出をする人間(古田島)が違うので、ぼくが本を上げないことには古田島がまったく何もできないからです。作・演出をひとりの人間が兼ねる団体ならばそんなことはないのでしょうけれど、1ヶ月で台本上げなきゃいけなかったのはそのせいです。台本が上がったら上がったで今度は古田島がその台本をどう演出するか思案にくれるので、考える時間は長い方がいいというか、このタイミングがおそらく古田島が譲歩できるデッドラインなのだと思うので、こうなっているわけです。

ものすごい勢いで話がそれていきましたが、まあ、そういう前段階を経て稽古が始まるわけです。約2ヶ月で稽古はだいたい30回、週3日のペースです。1回の稽古は3時間から4時間、このペースと時間は最後まで変わりません。本番直前も週3日です。

稽古を昼から夜まで長時間にわたって行う日がある団体や、稽古が週5日あったりする団体と比べれば、稽古時間はかなり少ない方ですが、これ以上増やすとどこかに支障が出るので増やしません。その分、稽古がものすごい速度で進んでいきます。

読み稽古は台本をもらって最初の1回だけ。いきなり台本はずして立ち稽古です。セリフを覚えていないと演出がキレます。立ち稽古に入ったのは7月4日からでしたが、通し(オープニングのシーンからラストシーンまで止めずに流すこと)をやったのは7月15日。それまでの、たった4回の稽古でラストシーンまである程度演出がつくわけです。その4回の間も、ワークショップ的なゲームを毎回1時間くらいずつ欠かさずやっているので、台本に触れている時間は1回の稽古につき実質2時間弱です。

最初の通しが終わったら、あとは返し、抜き稽古という、緩いところを詰めていく作業です。オープニングのシーンに戻って、ワンシーンずつ細かく作りこむ作業。それもまあパンパン進んでいくんですけど、どうしても気になるところがあればそこばかりやります。そして大体1ヶ月まるまるかけて詰めきって、8月の中頃に2回目の通し、という感じですね。これのくり返しです。公演初日が近づくにつれて返し→通しのスパンが短くなっていき、最後の稽古で通して本番を迎えます。

 

 

質問:

「未来と過去、少しだけ覗くならどちらですか。また、どのあたりに行きたいですか」
(2011年9月22日回答)

「少しだけ覗く」んですね。滞在はできないんですね。体感型じゃなくて観覧型のアトラクションなんですね。じゃあ長くて5分か10分くらいしか見られないか。

それだったら断然、未来がいい。
そして見たいのは2ヵ月後!

その頃にはおそらく完成しているであろう、次回公演の決定稿を見……!!

 

 

質問:
「思い出し笑いしてしまうエピソードを教えてください」
(2011年10月13日回答)

友達の家に行った時、「お前、きたないから」という理由でずっと45リットルのビニール袋に入ったまま数時間過ごしたことです。お、おい!相手を間違えたら完全にいじめだよ!

 

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2014-03-05 | Posted in DialoguesComments Closed 

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