※ザ・インタビューズで回答した内容を加筆修正し、再構成したものです。

古田島啓介インタビューズまとめ

 

質問:
「おすすめの家電をひとつ教えてください」
(2012年3月23日回答)

身近な家電ではないですが、お勧めのものはイヤホンです。

数年前にヘッドホンに嵌りまして、色々と買い漁りました。お金を貯めて10万位のヘッドホンを買おうとしたこともありました。まぁ、結局買わなかったんですけどね。で、紆余曲折があって今はイヤホンに嵌っています。

嵌ったきっかけは社会人一年目に携帯をiPhoneにして、音楽が身近な存在になったことが最大の要因です。それまでは携帯音楽プレイヤーを持っておらず、移動中などは音楽を聴いていませんでした。ただ、iPhoneにして、外などで音楽を聴くようになり、「備え付けのイヤホンでなく、多少なりとも良いイヤホンで聴いたらどうなるんだろう」という単純な疑問がきっかけです。

結果としてはイヤホンを変えたら大きく世界が変わり、それが、ヘッドホンになり、今はまたイヤホンに落ち着いています。ちょうど一ヶ月前までゼンハイザーのIE8というものを使ってましたが、壊れてしまったのでIE80というイヤホンに買い換えました。

イヤホン、ヘッドホン、アンプは嵌るとスパイラルに陥るので注意ですが、生活の身近なところに音楽がある人にとっては日常を彩る一つのアクセントになると思うのでお勧めです。

 

 

質問:
「はじめて買ったCDはなんですか?」
(2012年2月24日回答)

これははっきりと覚えてます。当時のバラエティ番組として大人気だった番組の中で出来たグループのセカンドシングルです。
そう、ポケットビスケッツのYELLOW YELLOW HAPPY!
同年代ならば嵌った人も多いんじゃないでしょうか。私は大いに嵌りました。署名もした人です。しましたよね!?友達とかと署名集めませんでした!?俺は親や兄たちにもお願いしました。

確か、YELLOW YELLOW HAPPYの当時は小学校4年生くらいだったと思いますが、それ以降GREEN MAN以外のポケビのCDは全部買いました。まぁ、GREEN MANは……ねぇ?まぁ、そこは置いておいて。当時小学生だった自分にとってはCDを買うというのはオオゴトだったんですよ。なんせ小学生の頃は月のお小遣いが学年×100円でしたからね。六年生でも月に600円でしたからね。1000円のCDっつたら小遣い二か月分ですよ。アルバムに至っては五か月分ですよ。中学生になってからは学年×1000円でした。三年生になってやっと月の全財産を注ぎ込んでやっと一枚のアルバムが買えるのです。それでも頑張って追っかけてました。ポケビのCDを買うために小学生の少ない小遣いを貯めて、集めて買ってました。一度解散したときには超絶にショックで、けど、その時のショックがバネになり署名運動を頑張りました。

小学生とか中学生とかあの幼い頃の熱の方向ってその頃しか向かない方向に行くんですよね。流石に、今あれと全く同じことが起こっても見向きもしないと思う。あんなに一喜一憂できない。そういう事が入り込む余裕が自分自身に無かったりするし。だからこそ、あの時、あの時間に熱狂したことはすごく良い思い出。再結成を望んだりはしないけど、思い出をありがとうって感じです。

 

 

質問:
「どんな音楽を聴いてきましたか?音楽遍歴を教えてください」
(2012年3月2日回答)

最初にはまったのは先ほども書きましたがポケットビスケッツです。解散するまでずーっとはまってました。

次にはまったのはSPEEDですね。ALIVEという曲がきっかけでした。SPEED自身が出演した映画かなんかの主題歌になってましたね。実は写真集も買いました。写真集を買ったのはこれが最初で最後です。ALIVE以降のCDはシングル、アルバム共に解散するまで全て買いました。解散したときはショックでした。当時は人気絶頂でしたし、本当に好きで、どうやったら会えるんだろうとか本気で考えてましたからね。解散後はHIROのCDだけ数枚買ってフェードアウトしていきました。現在の再結成後はCDを買ったりはしていません。さすがにその時の熱は再燃しませんでした。

中学三年のときにはまったのはB’zです。これは長男の影響です。長男がB’zのTreasureとPleasureを持っていてそれを借りたのが始まりでした。聞いたときは衝撃が走りましたし、私には駅のそばの喫茶店でいつもミルクティーを頼む彼女はいませんでしたし、ていうか、駅のそばに喫茶店はありませんでしたが、歌詞に描かれている情景や心理が痛いほど共感できたんです。B’zとはそこから10年経った今でもファンです。

中学時代はSomething ELseにもはまりました。これもポケットビスケッツと同じでテレビの影響ですが、皆が忘れ去った後も追ってました。自分が大学のときに解散してしましたしたが、その時には天寿を全うしたペットを悲しくも心優しく「頑張ったね…。」と見送るような気持ちでした。

高校時代は雑食の時代です。バンプとかミスチルとか流行のものはなんとなくチェックしておくみたいな感じです。当時の高校生の中で大流行していたイメージがあるゴイステにはまったりもしましたが、結局は解散してしまって、その後私の中でパンク熱は冷めました。あの直球で等身大の歌詞と訴えかけるようなボーカルが自分の中には響いたんですよね。軽音部とかもみんなゴイステみたいな感じでしたね。あ、ただ、あの頃にはまったバンドでモンパチだけは未だにCD買ってます。

大学時代と正社員時代は空白の時代ですね。変わらずB’zとかモンパチとか昔からはまってるものは聞いてましたが、音楽にお金や時間や感性を費やせなかったんですよね。

今は芝居に使えそうならなんでも聞きます。自分の感性を刺激されたら聞きます。それは歌詞でもメロディーでも、ジャケットでも、そこから湧き出るイメージでもなんでも良いです。なにかしら自分に響いたらジャンル関係なく聞いてます。sleepy.abやNothing’s Carved In Stoneなどが具体的にはお気に入りです。

 

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