団体を続けていると、大体2、3年に一度転換期があります。
直近だと2014年にメンバーが一気に増えたのが大きな転換期だったと思います。
そこから動員も一気に増え、団体としては大きく変わりました。

今回の公演も私の中では大きな転換期の一つだと思っています。
我々がこれからどう変わっていくのかは私にもわかりません。
ただ、『面白いと思う方向へ行く』ここだけは変わりません。

しかし、変わらないためには変わっていくことが大事なのだと思います。
世の中の変化は劇的です。恐ろしいスピードで変化していきます。
その変化の波に飲まれずにそこに居続けるのはとても困難なことです。

今いる場所、今いる自分、今ある時間その全てを変わらずに守るためには変わり続けるということはとても大事なのだと思います。

私がこの作品を読んだときに感じたテーマは『生まれ変わる』という言葉です。

遠藤という人間が芝居の世界を去りました。そんな彼に送るメッセージ。
変わらなければ生きていけない時代。そんな時代を生きる皆様に送るメッセージ。
そして、我々自身も前に進まなければいけない。そんな自分達へのメッセージ。

MacGuffinsの新しい一歩が沢山の人へ届けばと思います。

 

MacGuffins
演出 古田島啓介(Keisuke Kotajima)

 

 

MacGuffins # 14
「私のステータス低すぎ大戦」
2017.6.20(Tue) – 6.25(Sun)
脚本:横田純
演出:古田島啓介
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