Dialogues

演出、古田島啓介のインタビューズまとめ。第2回


※ザ・インタビューズで回答した内容を加筆修正し、再構成したものです。

古田島啓介インタビューズまとめ

 

質問:
「社会人になりたての頃のエピソードなどを聞かせてください」
(2012年1月23日回答)

社会人の時代は私の中では黒歴史というか、あんまり記憶に無いのでエピソードって程のことは無いんです。

大学卒業して就職したらまさにマシーンな毎日でした。
決まった時間に起きて、ダラダラと時間を過ごし、遅くに帰ってすぐに寝る。休日はやることも無いので基本家で引きこもり。彼女とかはおらず、販売業だったので平日休みで遊ぶ人もおらず。まぁ、職場の先輩と時々休日遊びに行ったりもしましたが、基本的には黒歴史です。

入社してみると、自分の将来であろうベテランさん達は往々にして死んだ魚の目をしておりました。
とりあえず、転職を本気で考えてました。

そこで、横田がやった芝居を見に行って、劇団立ち上げるっていう選択肢を選びました。入社した時点で「一ヵ月後には辞める」とか言ってた人もいましたが、彼らはまだその会社にいて、私が同期で一番最初に辞めるって言うね。あ、それでも二年くらいはやってました。

辞めて思うのは、そこで出会った方々は今でも繋がっている人もいるし、本当に大切ですが、今の方が幸せってことです。

 

 

質問:
「もし芝居をしていなかったら、なにをしていましたか?」
(2012年1月23日回答)

もし芝居をしていなかったら確実に結婚していました。まぁ、相手がいればですが。ちょっと質問の意図とはずれた回答ですね。

元々やりたいことがあまり無いんですよ。結果的に集中できることや、好きになることなどはあるんですけど。転職を考えていたときに一番悩んだのは『やりたいことが無い』ってことですからね。

芝居も別にやりたいから始めたわけじゃないんです。高校入って、親から部活に入れって言われて、先輩に知り合いがいるからっていう理由なだけで演劇部に入ったのがきっかけですから。完全に流されてって感じ。さすがに今はやりたいからやっていますが。

小学校の卒業文集で書いた将来の夢は『結婚して幸せに暮らす』なので、その夢を叶えるって意味でも芝居をしていなかったら結婚していたいです。

この年になると周りの友人は結婚していくし、兄弟は子供生むし、人生の地盤が固まっていくのを見ていると単純に『いいなぁ』って思ってしまうんです。

 

 

質問:
「好きな劇団について、すこし熱めに語って下さい」
(2012年2月4日回答)

好きな劇団はNODA・MAPです。けど、ここはあまりにも有名で、野田秀樹さんと言う方を知っている方は多いので、別に語る必要は無いと思うので違う劇団にします。

私が今お勧めする劇団は『インパラプレパラート』という劇団です。

2010年に東京芸術劇場主催の「芸劇eyes」に参加したり、シアタートラム主催演劇イベント「ネクストジェネレーション」に参加したりと今勢いのある劇団さんです。

私がお芝居を作るうえですごく考えていることがあって、それは「10人の人が観たら、その10人の人全てに面白いって思われたい」って事です。もちろん、それは不可能に近いことですし、難しいです。ただ、このインパラさんはすごくそれに近いんじゃないかなと思います。

お芝居のテイストはとってもポップです。だから、とても話に入りやすいです。心地よいテンポで話が進んでいくうちに、登場人物や計算された展開にドンドン引き込まれます。そして、最後にズルいまでに観ている人を吸い込んで泣かせます。まぁ、最後に泣くかどうかは作品によりますが。因みに、私は何度か泣いてます。

私のお気に入りは『グッド・メディシン・テイスツ・ベター・メディシン』と『笑われガスター』の二つです。この二つのどちらかでも良いので再演するのを楽しみにしています。

 

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2014-03-19 | Posted in DialoguesComments Closed 

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