Dialogues

脚本、横田純のインタビューズまとめ。第6回


※ザ・インタビューズで回答した内容を加筆修正し、再構成したものです。

横田純インタビューズまとめ

 

質問:
「今一緒に活動されてる仲間に対してどう思っていますか?できれば、率直な気持ちをお聞かせください」
(2011年9月30日回答)

わたしの中のひな壇に座っていた芸人がいっせいに立ち上がって「おおおおおい!」って言いましたよ。ちょっと、ちょっと待ってくださいおかしいですよ、これ、ただの告白じゃないですか!

この質問って、「今日は朝まで打ち上げだ!みんな飲もうぜ!」「ワー!!」って飲み始めて、出だしはみんなテンション高くて騒がしいんだけど、だんだん夜も更けてきて寝ちゃう奴とかも出てきて、夜中の3時をまわったくらいで席がまったり落ち着いてきて、ああ、もうこんな時間か、そろそろ終わっちゃうなぁって時にようやく「実はさあ……」って語り出すか出さないかっていう内容じゃないですか。それをこんな、世界中に発信されるようなところで「率直に」って。ぼくが仮にメンバーの誰かにものすごい憎しみを抱いていたり、逆に何か弱みを握られて脅されていたりしたら、どうするんですか!率直になんて言えないですよ!生きるか死ぬかのせめぎ合い!肌と肌とのぶつかり合い!んッんー!んッんー!んッんー!んッんー!

 

すいませんホワイティが懐かしかったんです。

 

まあ、別に憎んでますとか脅されてますとか、そういう事はまったくないので率直に言います。

マンガの話になりますが、幽遊白書で幽助(主人公)と仙水(ボス)が戦っているとき、こっちの奥の手も通じなくて、仲間はみんな閉じ込められて誰も助けにいけない、これもしかしたら本当にみんなの目の前で幽助死ぬんじゃないかっていう大ピンチを迎えるんですよ。そのとき仲間のひとりの蔵馬が「オレは4人のうち誰が欠けてもいやだ そんなところまできてしまったからな」というセリフを言うんですが、それです。

マクガフィンズの結成時のメンバーは4人で、ありがたいことに今は3人増えて7人になっています。メンバーに加入したわけではないけれど、続けて関わってくれている人もいて、そういう人たちも含めて同じように思っています。別に今の技術とか能力とかどうでもいいんですよ。それはやってれば勝手に身についていくじゃない。あるにこした事はないし絶対に必要だけど、いっしょに身につけていけばいいじゃない。元気があれば何でもできるとも言うし、とりあえず体の調子がそれなりで、やっていけるなら一緒にいてよと。

そういうのをふまえて「ほんと体に気をつけて」とか「やめてほしくない」とか思っています。だからKinKi Kidsの曲で言うと「Hey!みんな元気かい?」と「やめないで, PURE」ですね。このKinKiで言い直すくだり、一切必要ないですね。でも「やめないで, PURE」の”PURE”とぼくの名前の”純”がうまいことかぶったので許して下さい。やめないで、純。ぼくがやめるなって言われてるみたいですね。ちがうよきみたちだよ!きみたち!

 

 

質問:
「他の劇団員に期待することをお聞かせください」
(2011年10月6日回答)

今のまんまでいいよ、と思っています。

この「今のまんま」というのは「これから先まったく成長しなくても問題ないよ」という意味ではなくて。なんていうんでしょう。うちのメンバーはみんなそれぞれ、課題って言ったら変ですけど、ハードルみたいなものをどこかから見つけてきては自分で立てて勝手に飛んでいるので、それでいいんじゃないかな、と思います。

 

 

質問:
「芝居を始めるのに年齢は関係あると思いますか?」
(2011年10月2日回答)

正直その人がどうなりたいかにもよりますが、立つ舞台の規模を選ばず、とにかくただ演技がしたいんだ、というのであれば、あまり関係ないんじゃないでしょうか。

30を過ぎて野球を始めようとしている人が「プロ野球選手になりたいんだ!」というのはいくらなんでもムチャだと思いますが、「草野球チームでレギュラー取りたいんだ!」というのだったらがんばってねって言えるのと同じかなぁ、と思います。

ただ、小耳に挟んだ話によると、初老の俳優さんが「年をとるにつれてセリフがどんどん覚えられなくなる」という発言をしていたので、それはちょっとゆゆしき問題だと思います。もちろん全員が全員そうというわけではないでしょうし、そんなことを言ったら体もどんどん動かなくなっていくんでしょうが、あまり役者がハデには動かない芝居も多いので、そういうものを選んでやればいいんじゃないかなと思います。

 

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2014-03-01 | Posted in DialoguesComments Closed 

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